導入背景

作業日報が紙ベースで、作成も確認も保管も大変だった

当社では、工事現場担当者の作業日報を紙で運用していました。
紙の運用なので日報管理はもちろん手書きで、面倒なものでした。手書きなのでクセのある字、読みづらい字などがあり、それを確認する者も文章や文字を読むというよりは解読するといったイメージで、確認するのが大変でした。できれば日々日報を確認したかったのですが、遠方の工事担当者については、毎日紙の日報を郵送してもらうのも大変なので、1週間分をまとめて送ってもらうなど、確認にタイムラグも発生していました。
また、作業内容を分析するために日報から必要な情報を読み取り、エクセルに手作業で入力し直す作業にも無駄を感じていました。現場担当者が入力した情報がそのまま分析可能なフォーマットに反映されるようなシステムはないものかと探しておりました。

導入効果

作業日報に関わる時間が半減。ペーパーレス化も実現。

そんな時にNyoiboをご紹介いただき相談しました。
kintoneを使えば、紙による作業日報は完全になくすことができるし、現場担当者がスマートフォンで作業日報アプリに入力した情報がそのまま分析可能なフォーマットにデータ蓄積されていくとのこと。これは良いと思い、kintoneでのアプリ制作を依頼しました。
実際にできたアプリは誰でも操作が分かりやすく、これまでの手書きの日報よりも作成の負担が少ないため、現場担当者にもすぐに受け入れてもらえました。kintoneの良いところは、パソコンでの操作だけでなくスマートフォン用のアプリも両方用意されているところだと思います。現場担当者は作業が終わるとそのままスマートフォンで日報を入力、管理者は事務所でパソコンを使って即座に日報の確認やデータ分析を行うことができます。現場での入力データがそのままデータ分析のフォーマットに連携されるので、紙に書かれた数字をエクセルに入力し直す必要もなくなり、全体を通しての作業時間は半減しました。
しかも、大量の紙を保管しておく手間も場所も必要なくなり、ペーパーレス化も実現して、とても助かっています。